しおん 舞の
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2004年4月12日岡山南警察署から、「迷子犬を保護してるがお宅の犬ではないか?」  
という電話をもらいました。
早速会いに行ったところ、残念ながらしおんではありませんでした。
ところが、通報した人は保護できないというし、警察も何日かしたら保健所へ引き渡すという。
首輪もリードも付けたまま保護されていたので、すぐに飼い主が現れるのではないかと思い、
我が家へ連れて帰って預かることにしました。
その日は月曜日。警察に保護されたのが10日の土曜日。土日を挟んでいるので、
飼い主さんも週が明けて届けを出すのではないかと思ったからです。
最初会った時からとても人懐っこいしぐさでお腹を見せ、車の傍へ来ても、後足で立って
「乗る、乗る」と喜び、車が走りだしても「お座り」と言うと、すぐ座って家まで15分ほどとても
おとなしくじっとしてました。
数日のうちに飼い主が現れると思っていたのに、二日経っても三日経っても連絡がありま
せん。しおんの時のようにこの子のチラシを作ることにして写真を撮り、付けていた首輪と
リードの写真も並べて作りました。
それを保護された辺りの獣医院へ貼ってもらい、同時にしおんのチラシも貼ってもらいたい
とお願いすると快く承知してもらいました。
しかし、全くこの柴犬についての情報がなく、名無しでは可哀想なので、“迷子”ということから
「舞」と付けて呼ぶことにし、2ヶ月近く経ったある日一本の電話が。
警察に保護される前にこの「舞」を迷い犬として何日か保護していた人のお母さんからでした。
リードはその方が付けた物でした。飼い主の所へ帰ったと思って探してはいなかったが、
獣医院に貼ってあったチラシをたまたま見て、電話してきたのでした。
「知り合いの人にあげることになってたので返してほしい」と言うのです。
その頃にはすっかり我が家の犬になってたので戸惑ってしまいました。
しかも元々の飼い主ではないし、情も移って可愛い良い子なので、
「警察からの預かり物だから、このまま我が家で飼います」と断りました。
しおんを探してる私達のように探せば、すぐにでも見つかる環境にあると思われる舞なのに、
その一件だけで、警察からも保健所からも、またインターネットの「迷い犬」検索からも
飼い主が現れないまま現在に至ってます。
我が家へ来て間なしに「へそ天」で眠る舞を見て、柴犬にしては珍しく穏やかでフレンドリーな
犬だなと感心しています。その分全く番犬にはなりませんが(笑)

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